テクニカルガイド

型抜き印刷のデータの作り方

対応アプリケーションと印刷方式

対応アプリケーション/型抜き印刷用データ作成時の注意点
対応アプリケーション

型抜き加工には、Adobe Illustratorで作成されたパスデータが必要です。
Illustratorで作成されたデータ(AI形式)をご用意下さい。(バージョンCCまで対応可能)

※Illustrator以外のグラフィックソフトをお使いの場合
Illustratorをご利用されない場合につきましては、弊社にて型抜きラインの変換・作成も承っております。(有償)
・Adobe Photoshopで作成されたパスデータの変換: 1,000円
・その他型抜きラインの作成・修正: 3,000円から

※Photoshopデータ(psdファイル)でご入稿の場合、こちらより詳細をご確認下さい。

印刷用データ作成時の注意点
  • CMYKモード・CMYKカラーで作成して下さい。(RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい)
  • フォントはアウトライン化した状態でご入稿下さい。
  • 使用したリンク画像はIllustratorファイルと一緒にそのまま、あるいは埋め込みをしてご入稿下さい。
色指定の注意事項

画像や色指定においてCMYKの全てが100%(合計400%)またはそれに近い数値で作成されますと
インキやトナーの剥がれや割れが起こる場合があります。300%未満で作成する事をお勧めします。
またリッチブラックも同様ですが、文字や罫線などは印刷ズレ(見当ズレ)により、にじんでボケた印象になったり
白抜きの場合は可視性を損なうことがありますので、墨ベタ(K100%)をお勧めします。

印刷方式
オンデマンド印刷とオフセット印刷

お客様から特にご指定がない場合は、オンデマンド印刷となります。
オンデマンド印刷はオフセット印刷とは仕上りが異りますので、ご不明な点はご相談ください。
オンデマンド印刷の品質をご確認されたい場合は、サンプルを無料でお送りします。
お問い合わせフォームから「サンプル希望」とご請求ください。

型データ

「型抜きライン」の作成

型抜き印刷の抜き型は、データでご指定いただきます。
Illustratorのパスで、「型抜きライン」を作成して下さい。
※抜き型のアンカーポイント数が「35ポイント」を超えると追加料金が発生する場合があります。

Illustratorのパスで作成・レイヤーを分ける

型抜きラインは「Illustratorのパス」で作成し、レイヤーを分けてご指定下さい。

path_1

path_2

※切れ込み加工の指示以外のパスは【クローズパス】でご指定下さい。

close_1

close_2

仕上がり原寸サイズで作成する

型抜きラインは実際の仕上がりサイズ(原寸)で作成して下さい。

size

表裏を合わせる

両面印刷の場合、型抜きラインを表裏の形を合わせて作成して下さい。

ref

型抜きの形状

型の形状によっては、再現が難しいものや、追加料金が発生する場合があります。

複雑な形状の場合

型抜きラインの形の複雑さによっては、追加料金を頂くことがあります。

通常料金の目安は、型抜きラインのアンカーポイント数が「35pts以内」です。
35ptsを超えると、追加料金が発生する場合があります。

・35pts以内: 通常料金です。

25pts_1

・35pts超え: 追加料金を頂くことがあります。

25pts_2

※同じ形でもアンカーポイント数が少ない方が、きれいに仕上がります。

cut

※サイズや形によっては、35pts以内でも追加料金を頂くことや、型抜きが出来ないことがあります。


型抜きについて

トムソン抜きと違い、型抜き時、制作工程上僅かな歪みが出る場合がございます。

角・切れ込み

角や切れ込みは丸くなることがあります。
角や切れ込みなどの鋭角な部分は、丸くして頂くことがあります。

corner

穴あけ

穴あけ箇所がある場合、穴の直径は3mm以上で作成して下さい。

デザイン・レイアウト上の注意点

ズレを考慮したデータ作成

型抜き加工時に1mmから1.5mmのズレが発生することがあります。
最大3mmのズレを考慮して、データを作成して下さい。

塗り足し

裁ち落としで仕上げたい場合、仕上がりの「外側3mm分」に「塗り足し」をつけて下さい。
塗り足しが無い場合には、型抜き加工時のズレによって、紙白が出てしまいます。

bleed_1

bleed_2

bleed_3

文字切れ

文字情報などは、型抜きラインから「3mm以上離して」下さい。

型抜きラインの間近に文字などがあると、ズレによって切れてしまうことがあります。
切れで支障の出る文字・写真・ロゴなどは、型抜きラインから3mm以上内側に配置して下さい。

info_1

info_2

幅が均等なデザイン

幅が均等なデザインは、ズレによるデザインへの影響が大きくなりますので、デザインされる際にはお気をつけ下さい。

・輪郭線の上に型抜きラインがある

design_1

・型抜きラインに平行して罫線がある: 幅が均等にならないことがあります(NG)

design_2

・境目に合わせて切り替えがあるデザイン: ズレが生じた際に目立ちやすくなります。あらかじめご了承下さい。

design_3

印刷不可能な線について

・罫線(線)の太さは印刷で再現可能な設定にして下さい。

・0.2pt以下で色指定するとかすれたようになる場合がありますので、0.3pt以上の設定をお勧めします。また線幅の設定が無い場合へアラインとなります。

・へアラインは画面上やプリンタで出る場合がありますが、事実上は線の太さを設定していないので、印刷しても非常に細くかすれたり、色指定によっては全く見えなくなる場合があります。

QRコード印刷について

・サイズは一辺1.5~2cm程度(推奨 ※一般的に読み取りやすい大きさ)で作成してください。

・縦横比は1:1にしてください。

・画像解像度は150~350dpi程度で作成ください。

・カラーはグレースケールに変換してください。

・必ずお客様ご自身にて、読み取り確認をしてください。

・弊社では読み取り確認は致しません。

※上記項目について、弊社では確認作業は致しませんので十分ご確認の上ご入稿お願い致します。



加工オプション

折り加工/スジ入れ加工

折り加工やスジ入れ加工をご希望の場合、以下の点にご留意下さい。

折り加工

二つ折り・三つ折りがご指定頂けます。

ori

※折り部分は紙・インクが割れる場合があります。

スジ入れ加工(紙割れ防止加工)

厚い紙を折る場合には、紙割れ・インク割れを防ぐためにスジ入れが必要です。

suji

※スジ入れが2本以上の場合、スジとスジの間隔を30mm以上あけて下さい。
※スジは「凹」側が山折(表側)になります。
※スジは直線で両端まで入ります。

光沢ニス加工 (オプション)

光沢ニス加工とは、ニスでコーティングする表面加工です。
美しく高級感のある光沢仕上りになります。
印刷面を保護することで、耐久性も高くなります。
古紙として再利用が可能な、環境に優しいコーティング加工です。

光沢ニス加工

※耐久性を保証するものではありません。
※対応用紙(シール紙): ミラーコートシール紙
※デザインによって光沢感の出方(見え方)が異なります。一般的には、薄い色の場合、光沢感が表現されにくくなります。
※紙素材のため耐水性はありません。
※裏スリットは入りません。

データ入稿

データ入稿の方法
  • 印刷用データ
  • リンク画像など必要なデータ
  • スクリーンショット

上記のファイルを、入稿用最終データとして、まとめて1つのZIPファイルに圧縮してご用意下さい。

ご用意頂きました入稿用最終データを、ファイル転送サービスをご利用の上、
info@katanuki-insatsu.comまでご送付下さい。

※データサイズが小さい場合は、お問い合わせフォームからメールに添付してご送付頂くこともできます。
※ファイル転送サービスのご利用によって生じた損害について、当社は一切の責任を負いません。

入稿データのチェックポイント

データご入稿前に、下記事項をもとに、今一度入稿データをご確認下さい。

  • CMYKモード・CMYKカラーで作成されていますか?
    (RGBカラーや特色はCMYKカラーに変換して下さい)
  • フォントはアウトライン化されていますか?
  • 使用したリンク画像など、必要なデータは全て揃っていますか?
  • 印刷用データは仕上がり原寸で作成されていますか?
  • (両面印刷の場合)表裏の形は合っていますか?

ご入稿頂きましたデータは、当社スタッフが確認致します。チェック時に不備がありました場合、ご連絡致します。

※データチェックは印刷可能であるかのチェックであり、デザインや内容のチェックではありません。
※データ不備によるトラブルは、当社は一切の責任を負いません。

ご不明な点などございましたら、お気軽にお問い合わせ下さいませ。