桜満開のゴールデンウィークも終わり、
気がつけばスーパーやデパートの日用品コーナーには浴衣や水着が並び始めました。
ちらほらと夏日となる日も増え始め、
今年もまた太陽の眩しい季節が近づいて来ているということでしょうか。
さて、今日は印刷物の色についての話をしたいと思います。
ここに同じ画像が2つ並んでいます。
ですが…色の雰囲気が違うことにお気づきでしょうか?
左の写真はRGB、右の写真はCMYKにてそれぞれ保存したものです。
何故、このような違いがあるのでしょう?
まず、RGBとCMYKという単語は聞き慣れない方もいらっしゃると思いますが、
光の三原色と色の三原色、という言葉であれば聞いたことがあるのではないでしょうか?
私たちが普段利用しているカメラやパソコンモニターなどは、
RGB、つまり光の三原色である
赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)
の三つの光を用いて表現しています。
これらの色は掛け合わせる程、白に近づいてゆく性質があり、
またバランスを変えることで様々な色を表現することができます。
そして印刷物に関しましてはCMYK、色の三原色を利用しています。
シアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)
の三色で、これらを掛け合わせると黒に近づいてゆく性質があります。
RGB同様に様々な色を表現できますが、綺麗な黒を表現することが難しいため、
印刷においてはブラック(Black)を加えてCMYKで表現を行っています。
このように、RGBとCMYKはそれぞれ異なる色の表現方法であるため、
データ上の写真や画像の色と実際の印刷後の色の差が生じるのです。
印刷を依頼する前に実際に自分の目で確認したい!とお考えの方には
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弊社ではサンプルの作成もご対応いたしますので、ぜひご相談いただきたいと思います。