型抜き紙うちわ

夏本番!ビアガーデンや花火大会、夏祭りなどなど、夏のイベントが始まっています。



夏のイベントにぴったりなアイテムといえば「紙うちわ」です!

型抜き印刷.com」では、メジャーな丸型の紙うちわだけでなく、様々な形の型抜きうちわの印刷が可能です。



とはいえ印刷用のイラストレーターデータを作るのには少々コツが入ります。

今回は実際に紙うちわを作成しながら、データ作成の際のチェックポイントを確認していきます。



1.デザイン

1.png

今回は猫が両手をぐんと広げているデザインにしました。

このように「型抜き印刷.com」では、自由な形の紙うちわを作ることが可能です!

指の穴の位置は、バンダナの部分に穴を開けるイメージです。



2.型抜きラインの作成

2.png 今回の型抜きラインはイラストに沿う形に作成しました。(水色の線)

この際アンカーポイント数をできるだけ少なく設定し、カーブはベジェ曲線を使うと仕上がりが美しいです。



しかしこのままでは印刷データとしては不十分です。

なぜなら、印刷物をカット(断裁)する場合、若干のズレが生じる場合いがあるからです。

若干でもインクがのっていない白い部分が出てしまうと非常に見栄えが良くありません。

そこで…「余裕分のエリア」塗り足しを設定します。

3.png

型抜きラインの外側3mmの塗り足し、型抜きラインの内側3mm内に重要なオブジェクトを配置しないことで、きれいな仕上がりになります!

4.png



また、型抜きラインはイラストと別のレイヤーに設定します。

印刷時に型抜きラインを削除するためです。

5.png 穴の部分にも余裕分のエリアの設定をお忘れなく!!



このデータを印刷、型抜き加工すると…

image (1).jpeg きれいな仕上がりです!



・少ないアンカーポイントで型抜きラインを作成

・カットの為の余裕分のエリアをつける(塗り足し)



この2点は特に型抜き印刷用のデータを作成する際に重要です。

美しい仕上がりのために、入稿前に必ずチェックしてみましょう。

テクニカルガイドもぜひ参考にしてみてください。



型抜き印刷.comでは自由なデザインの紙うちわだけでなく、しおり、DM、シール等の作成が可能です!

今回のデータ作成のポイントは紙うちわ以外にも言えることですので、こちらを踏まえて素敵な印刷物を作りましょう!

(つじえ)