スジ入れ加工の基本
スジ入れ加工とは、紙を折りやすくする為に折り目を入れる加工です。
パンフレットや2つ折り名刺など、折って使用する商品に行います。
スジ入れ加工のみを選択した場合は、折らずに開いた状態で納品します。
折った状態での納品を希望する場合は折り加工も併せて選択してください。
スジの方向について
基本的にスジは外面が凹んだ形になるよう加工しますが、どちらの方向へも折ることは可能です。
スジ入れ加工が複数ある場合も同じ面から加工します。



位置について
スジ入れ加工は基本的に延長線上まで真っ直ぐ入ります。
デザインによっては不要な部分にもスジが被りますのでご注意ください。


下記の例のような、紙の端から端までの一直線ではない部分的なスジ入れ加工も、複雑スジとして別途料金で対応できる場合がございます。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。

間隔と長さについて
①紙の端から25㎜以上間隔をあけてください。
②スジとスジの間隔は5㎜以上あけてください。
③スジの長さは350㎜以内に収めてください。

①②③に該当しない場合でも、複雑スジとして、別途料金で対応できる場合がございます。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
本数について
基本的に対応可能なスジの本数は4本以内です。スジの数え方については、下の図をご参照ください。

5本以上のスジは複雑スジとして、別途料金で対応できる場合がございます。
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複雑スジ(別途お見積り)
次の(A)~(D)に該当するスジ入れ加工を「複雑スジ」とします。
複雑スジは、別途料金で対応可能な場合がございます。
お問い合わせフォームよりご連絡ください。
(A)部分的なスジ
下の図のように、紙の端から端までの一直線ではなく、一部分に対して入れるスジが対象となります。

(B)スジ入れの位置、間隔、長さが下記に該当する場合
①紙の端から25㎜未満の位置への加工
②スジとスジの間隔が5㎜未満
③スジの長さが350㎜を越える
(C)スジの本数が5本以上
(D)その他、当社が複雑と判断したスジ
※曲線のスジについて
曲線のスジは原則対応しておりませんが、デザイン内容によっては対応できる場合があります。
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データ作成方法
スジを入れたい部分にパスで線を引いてください。
[スジ入れ]と名前を付けたレイヤーを作成し、パスを入れてください。
目視で確認出来るようにパスに色を付けてください。(色の指定はありません)
「外面」「中面」などの印刷に不要なメモについては別途レイヤーを作成して入れてください。

